はんこ
某雑誌のお仕事で、はんこ職人さんを取材させてもらいました。
一緒にいった編集さんが「アポをとるために電話した時、けっこう厳しい感じの人だった」というのを聞いて、行く前からかなりびびっていた。私みたいなもんはきっと粗相するにちがいない、変なこと聞いて絶対怒られる…とぼやきながら職人さんの作業する自宅兼工場に到着。それにしても「こうじょう」っていうと無機質だが、「こうば」っていうと愛くるしいね。今回は「こうば」ですもちろん。
出てきてくださった職人さんは、想像を裏切る、よくしゃべる愛想のいいおじさんだった。40年以上鉄のはんこを彫っている。はんこがまたとにかく細かい小さい!手で彫ってるというのでまた驚く。
取材もそろそろ終盤にはいって、テンションがあがったのかおじさんは「つくってあげようか?」とぺろっと言った。ありがたいがいくらかかるかわからないと思ったので、はじめは私も遠慮したのだがしばらくしてまた「つくってあげるよ、タダで」とまで言ってくれた。
「いいんですか!?」我ながら恥ずかしいくらい食いついた。「んー、いいよ」
やった、その彫ってもらったのも原稿に描けるならなおおいしい!図々しくも、入稿がこの日なんで、ここまでにつくってもらえるとありがたいですと納期まで設定してしまった。ほんとにすいません。
帰り道、編集さんと「いやー、全然違ってたね思ってたのと」といいつつ胸を撫で下ろしたのは言うまでもない。
10日ほどして「できましたよ」と電話をいただいたので、手みやげを持って伺う。
きゃー、できてるよ、世界にひとつだけの「みやここうじはんこ」だよ!
うれしい!自慢したい!だからブログに書く!






